このコラムをでは、どのようにアプローチすれば治療しても解決しない悩みの答えががわかります。
ずっと治療していますという方にたくさん出会ってきました。「出産から26年、娘の年齢だけ苦しんでいる」という方や「30年間腰痛です」という方などにお会いしました。みなさん、あらゆることを挑戦されています。
いろんな人に聞いて、「あそこの整形外科が良いよ!こっちの治療院の先生がいいよ!」 遠くでもあちこち行って通っておられ、それでも足りないと思って、ヨガ、ピラティス、ジムに通ういろんなことをしてきたけど結果が出ない!
ある人は整形外科と治療院の先生で真逆のことを言われたそうです。 その方は坐骨神経痛があったのですが、潰瘍性大腸炎という難病を持っておられ、「言われた通りすると今度はそっちが悪くなってお薬もらって飲んだら血便が混じってくるようになってしまったんです。」
「私は一体どうしたらいいの 誰を信じたらいいの? そして、どんどん悪くなってきている。 このまま放っていたらどうなってしまうんだろう。 将来寝たきりになってしまうんではないか? でも、どっちを信じていいか分からない。
歩くのもどんどん困難になってきて、お仕事もしておられたので、出張もあり出張先でマッサージしてもらわないと歩けなくなり、すごく不安だ。」 「これは自分で治すしかないの?」と思ったところが分岐点になり、ここにたどり着いたそうです。
「頑張って治療院に行ったのに、予約時間以上に待たされて、すごい時間もかかったのに、10分程度の施術で、痛みが消えたのは一瞬!帰り道で自転車に乗ってたら、もう戻ってしまった・・・痛みの起こる状態を話すと心療内科に行けば!と精神状態が変!かのように扱われショックを受けれた」という20歳の女性もいました。。
それは痛みや悩みの要因にアプローチしているだけで、悩みを生み出す原因が解決していない!これはどういうことか。
筆者の私を事例に説明しますと、ひざ下O脚で反り腰もひどく、ストレートネックもありました。 どこからが原因でそうなったのか分からないのですが、一箇所でも歪みがあると、人間は代償動作をとって負のバランスを取ります。 正面から見たときに肩が下がっていたら、そのバランスを骨盤でとる!負のバランスを取っているんですね。
横から見たときは、反り腰だったら、首でバランスを取ってしまう! そして正しい姿勢の生理的湾曲と呼ばれるS字カーブも崩れてしまう。 そして、正面と横のバランスがミックスされるとねじれてしまいます。 こんな状態になってしまった時、悪い癖の筋肉は体のあちこち、どこにあるか分からないくらい存在しています。
それを一箇所だけ施術! 「体、全体を施術する」という先生もいらっしゃるようですが・・ 全体なんて、人間の手では絶対不可能です。 手だけで全身の筋肉をどうやって中心に集められるのか? 中心に集めて、正しい位置に誘導し強化! それができないと答えじゃない。私は人の手では不可能だと思います。
私自身は40歳の時に頚椎椎間板ヘルニアと不安神経症を合併し、歩行困難、そして信号の色も識別できない、買い物行ってもレジは恐怖、電話も恐怖、美容院に行くこともできない。 整形外科での治療は不安神経症の発作が起こってくるので全て受けることができませんでした。 直前まで首が痛かったので、小学生の時から打ってた鍼灸、それでさえもアウト。 心療内科でのお薬も合わない・・・
西洋医学からも東洋医学からも見放されるどん底を経験した時に自分と向き合うしかなくなった事で気がつけたんです!
それは全身同時に自分で中心に集めて整える! そのようにした時に限りなく答えが出せるということに気がつきました。 なので、原因は○○筋と○○筋といって特定するのではなく! 数知れないほどの体のあちこちの悪い癖のついた筋肉!
これが原因であり、答えです。 これを正せない限り、根本解決にはなっていない! 私はその方法がなかったために苦しみました。 世の中には過去、そんな方法が全くありませんでした。 火事場の馬鹿力で逆転の発想ができたから、この方法にたどり着くことができ、今はヒップホップ20年楽しめるほど元気にしています。
先ほど紹介した歩くのも大変だった女性も信号を走って渡れるくらい変わっていかれました。 血便が出ていた女性も自力で整えて、プラスムーブのエクササイズをしておくと翌朝おさまったそうです。
順序をどうするかがポイントです。 治療やお薬を飲む前にやるべきことがある!ということです。
持ち主がちゃんと管理をしてあげる。 土台を整える!これは持ち主にしかできません。 それをした上で治療するとかお薬を飲む。 対処より先に、自分の土台を固めることが大事だということをお伝えしたいです。
もう一度言います! 原因は筋肉についた悪い癖。 それも骨盤だけではありません。 全身関係しています。 解決するアプローチの仕方というのはこういうことです。
数々の病気を患うも西洋医学も東洋医学など他力治療が効かず、死にたいと思うほど苦しみを経験。40歳の時歩行困難になり信号の色も識別できなくなり冷蔵庫を開けても何を作っていいかも考えがまとまらない状態となりました。
自分と向き合うしか方法がなくなり、人間が健康に過ごすために必要な「体の土台を発見できる」というチャンスに遭遇しました。そして自分の体を実験台に『人が平等に持っているある力の引き出し方』に気がつき、不安神経症・鬱・不眠・自律神経失調症・頚 椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・動悸・めまい・頻尿・便秘・低体温・口内炎・背骨湾曲・歯 のグラグラ・痔...を自力で克服し、62歳の今もヒップホップを踊り続けることができています。
誰も知らないこの方法を独り占めしてはないと、伝え続けています。 「自分の体を自分で守る」事のできる世の中にしたい! 日本中、世界中笑顔で溢れる人で一杯になるように世界平和の為に活動しています。
日本姿勢予防医学協会 代表理事
プラスムーブ考案者 中田智子