妊婦さんが腰痛になる理由と対策ストレッチ

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  • 20.08.24産前産後コラム

妊婦さんが腰痛になる理由と1分寝るだけストレッチ

これまで腰痛を経験したことがなかった方も、妊娠をきっかけに腰痛で悩むことが多いです。筆者(当協会理事 中田裕己)の妻も妊娠まで一切腰痛はありませんでしたが、妊娠20週ごろからはじめて腰痛になりしました。諸説ありますが、最大80%近い妊婦さんが腰痛を患っています。腰痛の原因を科学的に知り、その対策を実施することでより快適なマタニティライフに繋げて頂けたらと思い、下記の論文を参考にわかりやすい表現でお伝えします。

参考:妊娠・産後の骨盤痛が歩行に及ぼす影響 坂本 飛鳥(ヘルスプロモーション理学療法研究2020)


目次


妊娠後、腰痛になる理由1

妊娠後、腰痛になる理由2

論文で報告されている腰痛の改善策

1分寝るだけエクササイズ



妊娠後、腰痛になる理由①

ホルモンが腰痛に影響!?


過去の研究結果によると妊婦さんの腰痛(骨盤痛)はホルモン分泌が影響しています。例えば、エストロゲンやリラキシンというホルモンの分泌が増加すると、靱帯が緩むようになります。その結果、骨盤周辺(恥骨結合や仙腸関節)への負担が増加することが分かっています。その結果、腰痛を発生しやすくなっています。

なぜ、腰痛になるホルモンが分泌されるの!?


なぜ、腰痛になるような生理現象が起こるのか気になりますよね。妊娠後のホルモンの分泌の変化は出産準備として全て意味があるんです。リラキシンのお陰で赤ちゃんが産道を通ってこれるようになるのです。つまり、安産のための自然の現象ということです。



妊娠後、腰痛になる理由②

妊娠による姿勢の変化


妊娠によってお腹が大きくなり、重心は前上方へ移動しすることが分かっています。お腹のバランスをとって、スウェーバックと呼ばれる歪んだ姿勢になります。さらに骨盤が前に倒れ、腰が反り,足底にも歪みが広がります。つまり、妊婦さんは変化したバランスを保つために, 姿勢を調節したり、運動時の調整が自然と行われています。

筋肉や関節への負担が増える


バランス調整を行なうことで、腰回りの筋肉には負担がかかり、当然疲労します。骨盤周りの関節にも負荷がかかり、腰痛を引き起こす要因になっています。その結果、制限がかかり、歩き方も変化します。また、先ほどお伝えしたように骨盤はリラキシンにより開いた状態が重なり、より物理的に負荷(メカニカルストレス)がかかりやすい状態になっていることが分かっています。


論文で報告されている腰痛の改善策

救世主は骨盤ベルト!?


骨盤ベルトによる骨盤支持による腰痛軽減などへの効果についての研究論文一覧表

整形外科の分野においても骨盤ベルトを使用することで、腰痛が軽減すると報告されています。(Ostgaardら, 1994)

妊娠中に骨盤ベルトを使うメリット
妊婦さんの腰痛が軽減!

妊娠中に50%〜80%の方が腰痛を経験すると言われていますが、腹帯や骨盤ベルトを使うことで様々なメリットが得られます。多数の研究結果からまず、骨盤周囲径が減少し骨盤矯正されています。そして、姿勢を維持するための脊柱起立筋(板状筋・腸肋筋・最長筋・棘筋・多裂筋・回旋筋など)への負担も軽減されます。多裂筋(たれつきん)は背骨(脊柱)と腰骨(仙骨)に付着しているため、骨盤ベルトにより骨盤支持を行うことでこれらの筋肉に影響すると考えられています。腰痛や腰回りの不快症状が軽減され、日常生活にも好影響が与えられます。





1分寝るだけエクササイズ
〜妊娠中の骨盤を整える〜

姿勢矯正メソッド “プラスムーブ®︎


Step1仰向けになって、膝を立てる


Step2足を左右対称にぴったり合わせ、膝の高さも揃える


Step3脚の内側ギュッとしめ、つま先をあげる

※ポイント:お腹を手で軽く押す。


Step4かかとで床を押し、お腹を引っ込める


Step5腰を支点にお尻を1cm上げドローイン

※注意:腰は絶対に床から浮かさないこと。


Step6鼻で息を吸いながら腹式呼吸も忘れずに


ドローインにより内臓下垂の改善が目指せます。
施術してもらっても、すぐに戻る歪みは自分で整えることが重要です。



妊娠中から産後まで使える
〜安産ベルト™️〜

妊娠中の腰痛から産後やぽっこりお腹改善にも使える腹帯


妊婦さん用

赤ちゃんの為にも腰を楽しませんか

ぽっこりお腹や産後の矯正用

もう一度、着たい服を着ませんか

帯祝いのギフト用

喜ばれる妊娠祝いを贈りませんか


骨盤ケアは必要!?

~Pelvic care~

  • 妊娠中の腰痛に
    腹帯・骨盤ベルトは有効?

    研究論文まとめ
    有効性評価

  • 産後の骨盤、整えた?

    腰痛・肩こり・尿もれ
    産後トラブルの原因と改善方法

  • 腹帯はいつから必要?

    妊娠5ヶ月では遅い
    専門家の結論!

  • 産後太りになぜ悩む?

    自宅でできる
    産後骨盤ダイエット

メディアでも掲載頂いております


メディア掲載


自宅でできる骨盤ケア

自宅で産前産後の骨盤を整えるプラスムーブ


動画で学ぶ

いつでもどこでもレッスン

訪問産後ケア

産後骨盤ダイエット

家族を守る姿勢の資格

主婦に人気!自宅サロンや起業も支援

先輩ママからのメッセージ

How to be happy

~産後うつ状態から前向きに育児できるように~

安産ベルト監修医師

産婦人科医 池川クリニック院長

池川 明 先生

帝京大学医学部卒。大学院修了。医学博士。
1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、胎内記憶を世界に広める活動をしている。

『プラスムーブは縛るのに解放されるし、なぜかハッピーになれちゃう面白い方法です。全身にベルトを巻くってのが面倒臭くて、ネックではあるんですが、そんなのは結果を体感したらむしろやりたいに変わります。自分で答えを引き出せる事が何より良いです。』


Happy Woman @ クレオ大阪子育て館

産婦人科医 池川明先生と代表理事 中田智子のコラボ対談


日本こども支援協会へ寄付制度

持続可能な虐待防止の仕組みづくり

「子育てが前向きになった。子どもとの接し方が変わった」と喜ばれている安産ベルト™️ですが、喜びが循環する形になっています。安産ベルトを1本ご購入されますと、NPO法人 日本こども支援協会に100円が寄付される仕組みとなっています。寄付金は子どもたちの人生を救うため、里親制度の啓発・支援・虐待防止に活用されます。『ママの幸せは家族の幸せ』日本姿勢予防医学協会は親も子どもも心と体が笑顔になれる社会を創ります。

日本こども支援協会のONELOVEPROJECT


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