「痛くて抱っこできない…」
肩は凝るし、腰は痛いと悩んでいませんか?
授乳や沐浴など産後の生活にも少しずつ慣れ、子どもも成長していて幸せ。でも、育児中心で睡眠不足でご飯もゆっくり食べれないし、全身ボロボロ・・・
「産後の不調は放置すれば自然に治る」との誤解もあり、専門家は警鐘を鳴らしています。そこで、産後の体に不調がでる原因と解決策をお伝えします。
*参考:産後女性の身体症状─育児中の女性に対するアンケート調査より─永見 倫子 日本保健科学学会誌2019
妊娠中の歪んだ姿勢が悪化するから、全身に不調が出てきます。特に、子どもの体重増加に伴い、腰が痛くなったり、肩がこったり、手首を炒めたりしているのです。
つまり、抱っこや授乳中の姿勢でどんどん体には負担がかかっているのです。
「放置すれば治ると思ったが、産後十年以上も苦しんでいます。」との相談が後を絶えません。不調を抱えたまま子育てに専念し、子どもが大人になっても解決しないので相談に来られたそうです。
産後女性の身体症状について調査した氷見氏によると「痛みを感じても育児期には様々な制約があり、医療機関の受診率は低く、また痛みを我慢している女性も存在した。
産後の身体は自然回復する、という誤った認識や育児期の多忙さが背景にあると考えられる」ということです。
氷見氏によると「育児期においては、痛みには原因があり、予防も可能であることを知り、自分のペースでセルフケアに取り組むことが推奨される。」
つまり、自分の体は自分で治すことが重要になってきます。
腰が痛いから腰回りだけ!肩がこるから肩だけ!マッサージしたりストレッチしたりしても意味はありません。痛みの原因を生み出す真因を改善できていないからです。
1箇所でも歪みが残っているとすぐ元の状態に戻ります。なので、足底から全身同時に自力で矯正できる方法を身につけることが重要です。
姿勢を整えるためにヨガやウォーキングをイメージされる方が多いですが、これも誤った認識です。歪んだまま運動することで歪んだ状態を強化する恐れがあるからです。
そこで、今回は育児中のママも自宅で簡単にできる方法をご紹介します。ママが笑顔だと、子どもにも良いことが♪
私たちの言う通りの姿勢になるだけで簡単に整います。
①足底から全身、伸びないベルトで束ねる
②垂直平行の正しい型に体をはめる
③正しい状態の筋肉を形状記憶する
これにより、重心が中心に集まり、意識しなくても正しい姿勢を維持できるようになります。それにより、ぽっこりお腹が凹んだり、各部にかかる負荷が軽減され、様々な悩みが同時に改善されます。
Step1仰向けになって、膝を立てる
Step2足を左右対称にぴったり合わせ、膝の高さも揃える
Step3脚の内側ギュッとしめ、つま先をあげる
※ポイント:お腹を手で軽く押す。
Step4かかとで床を押し、お腹を引っ込める
Step5腰を支点にお尻を1cm上げドローイン
※注意:腰は絶対に床から浮かさないこと。
Step6鼻で息を吸いながら腹式呼吸も忘れずに
ドローインにより内臓下垂の改善が目指せます。
施術してもらっても、すぐに戻る歪みは自分で整えることが重要です。
How to be happy
~産後うつ状態から前向きに育児できるように~
産婦人科医 池川クリニック院長
池川 明 先生
帝京大学医学部卒。大学院修了。医学博士。
1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、胎内記憶を世界に広める活動をしている。
『プラスムーブは縛るのに解放されるし、なぜかハッピーになれちゃう面白い方法です。全身にベルトを巻くってのが面倒臭くて、ネックではあるんですが、そんなのは結果を体感したらむしろやりたいに変わります。自分で答えを引き出せる事が何より良いです。』
Happy Woman @ クレオ大阪子育て館
産婦人科医 池川明先生と代表理事 中田智子のコラボ対談
「子育てが前向きになった。子どもとの接し方が変わった」と喜ばれている安産ベルト™️ですが、喜びが循環する形になっています。安産ベルトを1本ご購入されますと、NPO法人 日本こども支援協会に100円が寄付される仕組みとなっています。寄付金は子どもたちの人生を救うため、里親制度の啓発・支援・虐待防止に活用されます。『ママの幸せは家族の幸せ』日本姿勢予防医学協会は親も子どもも心と体が笑顔になれる社会を創ります。
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