初めての出産を迎える方へ、会陰マッサージを行なっていますか?会陰裂傷を予防するために有効です。逆に経産婦さんはNGです。日本助産学会の最新ガイドラインを参考にわかりやすい表現でご紹介します*
*参考:エビデンスに基づく助産ガイドライン-妊娠期・分娩期・産褥期 2020
会陰裂傷(えいんれっしょう)とは、出産で経膣分娩(けいちつぶんべん)の際に膣と直腸の間が裂けて生じる現象をいいます。
大きく3つが原因で会陰裂傷が起きています。
1.急速に分娩が進んだため
2.会陰が伸び過ぎたため
3.会陰が伸びにくかったため
会陰裂傷を予防するには、会陰を出産前に柔らかく、しなやかにしておくことが重要です。結果的に、お産がスムーズになったり、産後の負担が軽減されたりすると言われています。
日本助産学会のガイドラインによると、初産婦さんは会陰マッサージを週3,4回ほど行うことで、会陰損傷のリスクを下げることができることが分かっています。
32週以降の初産婦さん353人を対象に会陰マッサージと骨盤底筋群トレーニングとの組み合わせが有効であるか評価した結果、会陰裂傷も会陰切開も少なくなります。(Leon-Larios 2017)ただし、骨盤底筋群トレーニング単独では逆に会陰裂傷の頻度が増える研究結果もあるので、注意が必要です。
使用するものは薬用オリーブオイル(ドラッグストアーで購入可能)とパッドまたはコットンだけ。東京都助産師会の助産師さんが動画でわかりやすく説明されていますので下記にリンクを貼らせていただきました。動画を参考に、会陰マッサージを行ってみてください。
How to be happy
~産後うつ状態から前向きに育児できるように~
産婦人科医 池川クリニック院長
池川 明 先生
帝京大学医学部卒。大学院修了。医学博士。
1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、胎内記憶を世界に広める活動をしている。
『プラスムーブは縛るのに解放されるし、なぜかハッピーになれちゃう面白い方法です。全身にベルトを巻くってのが面倒臭くて、ネックではあるんですが、そんなのは結果を体感したらむしろやりたいに変わります。自分で答えを引き出せる事が何より良いです。』
Happy Woman @ クレオ大阪子育て館
産婦人科医 池川明先生と代表理事 中田智子のコラボ対談
「子育てが前向きになった。子どもとの接し方が変わった」と喜ばれている安産ベルト™️ですが、喜びが循環する形になっています。安産ベルトを1本ご購入されますと、NPO法人 日本こども支援協会に100円が寄付される仕組みとなっています。寄付金は子どもたちの人生を救うため、里親制度の啓発・支援・虐待防止に活用されます。『ママの幸せは家族の幸せ』日本姿勢予防医学協会は親も子どもも心と体が笑顔になれる社会を創ります。
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