産後ケアって保険適用されない。。。私は妻の出産を通じてこの事実を知ったとき、耳を疑いました。出産という大仕事を終えたお母さんは放ったらかしでいいのか?産後のケアを怠って、何十年も苦しみ続けてきている人を何人も見てきた私はその要因に気がつきました。
産後ケアの必要性は少しずつ理解されていますが、市場規模も小さく、大手企業も参入してきません。産後は病気ではないので保険も適用できず医療の介入もありません。ですが、今も育児の犠牲になって苦しんでいる家族は多くいます。ママはヘルプシンキングが苦手なので、問題が起きていることすら気づきにくい状況です。
私たちは産後ケアを怠るということで産後何十年もの間、慢性的な腰痛や頭痛に悩まされる方も多く見てきました。日本姿勢予防医学協会の理事である私も2017年3月に娘が誕生し、ようやくママたちが置かれた環境が非常事態であることに気づかされました。
知ったからには解決に向けた取り組みをしたいと思い、日本助産師会の会長さんをはじめ出産に関わる医療従事者の方々、産後ケアに携わる方々や里親支援に携わる団体や個人の方々や行政の方々、ママコミュニティ団体、里親支援団体の方々とお会いしてきました。皆、この問題や放置しても解決しないことを知っています。そして、産前産後のケアの不足が様々な社会課題の根本に繋がっていることも知っています。しかし、お金にならないから取り組んでいなかったり、発信力不足で結局解決に繋がらなかったりしています。
キャリアを積まれたママほど真面目に育児し、苦しんでいるというお話もあります。産後3ヶ月以内はリラキシン、ホルモンの関係上、骨盤矯正しやすいですが、外出できないためこのチャンスを逸してしまいます。
金銭的な余裕があったとしても産後の状態が辛くて、子どもに優しく接することはできるのでしょうか。子どもに厳しくあたるママに注意するパパと良好な関係を築くことはできるのでしょうか。このような状態の中、二人目の子どもを産むことができるでしょうか。
残念ながら、ママが育児の犠牲になっても家族の幸せにはなりません。 ママの幸せこそは家族の幸せ!ママが元気であるということは当然、子どもも健やかに成長し、幸福な人生を歩みます。同じつらい思いを子どもにしてほしくないので書きますが、私も子どもの頃、ヘルニアや不安神経症を患った母に育てられたので、子どもとしての辛さがよく分かります。そのころの写真はあまり笑顔のものがありません。。。だからこそ、まずママが笑顔になって欲しいのです。
実際、セルフケアを産後ケアに取り入れた方々から、「自分で全身同時に矯正することで、その後、赤ちゃんが泣いていても心にゆとりができゆったり抱っこできるようになりました。」その様子を見ていた3歳のお姉ちゃんが「ママそれやる!そんなに楽しいの、私にもやって」と言われるほど楽しく育児ができたお声が複数あがっています。
Step1仰向けになって、膝を立てる
Step2足を左右対称にぴったり合わせ、膝の高さも揃える
Step3脚の内側ギュッとしめ、つま先をあげる
※ポイント:お腹を手で軽く押す。
Step4かかとで床を押し、お腹を引っ込める
Step5腰を支点にお尻を1cm上げドローイン
※注意:腰は絶対に床から浮かさないこと。
Step6鼻で息を吸いながら腹式呼吸も忘れずに
ドローインにより内臓下垂の改善が目指せます。
施術してもらっても、すぐに戻る歪みは自分で整えることが重要です。
How to be happy
~産後うつ状態から前向きに育児できるように~
産婦人科医 池川クリニック院長
池川 明 先生
帝京大学医学部卒。大学院修了。医学博士。
1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、胎内記憶を世界に広める活動をしている。
『プラスムーブは縛るのに解放されるし、なぜかハッピーになれちゃう面白い方法です。全身にベルトを巻くってのが面倒臭くて、ネックではあるんですが、そんなのは結果を体感したらむしろやりたいに変わります。自分で答えを引き出せる事が何より良いです。』
Happy Woman @ クレオ大阪子育て館
産婦人科医 池川明先生と代表理事 中田智子のコラボ対談
「子育てが前向きになった。子どもとの接し方が変わった」と喜ばれている安産ベルト™️ですが、喜びが循環する形になっています。安産ベルトを1本ご購入されますと、NPO法人 日本こども支援協会に100円が寄付される仕組みとなっています。寄付金は子どもたちの人生を救うため、里親制度の啓発・支援・虐待防止に活用されます。『ママの幸せは家族の幸せ』日本姿勢予防医学協会は親も子どもも心と体が笑顔になれる社会を創ります。
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