「妊娠してから便秘が酷く、吐き気で気持ち悪い・・・産婦人科で相談しても薬がもらえない」と便秘症状に悩む女性が多いです。薬なしで対策する方法が大きく2つあります。一つはエビデンス*もあります。まずは原因を知り、つらい便秘が改善することを願っています。
*参考:エビデンスに基づく助産ガイドライン-妊娠期・分娩期・産褥期 2020
プロゲステロンというホルモンの働きで腸の動きが抑制されてしまうことが影響しています。プロゲステロンは基礎体温に影響を与えるなど妊娠を継続させるのに役立っています。なので、プロゲステロンの分泌を抑えるような対策をするわけには行きません。
便秘といえば下剤で、症状は改善します。しかし、副作用としてお腹に不快感を感じたり、下痢っぽくなったりするリスクがあるので注意が必要です。
子宮が大きくったり、骨盤が前傾すると大腸を圧迫します。圧迫されると当然、便秘に繋がります。
最新の助産ガイドラインによると「小麦ブランや食物繊維ビスケットを捕食することで、排便回数が増加しない人が有意に減少した」論文なので、少し回りくどい表現ですが、便秘改善に繋がることが分かっています。
お腹が大きくなれば、体は当然そのバランスをとっています。その結果、骨盤が前に倒れる反り腰になる妊婦さんも少なくありません。骨盤が前傾すると、体の中の臓器のバランスは崩れます。その結果、胃などが下がった内臓下垂の状態となり、腸は圧迫されます。
そこで役に立つのが腹帯や骨盤ベルトです。骨盤を立ち上げ、骨盤前傾をニュートラルな位置に戻します。これは妊娠中の腰痛予防にもなりますし、産後のぽっこりお腹になる原因の対策にもなるので、メリットは大きいです。次に紹介するストレッチと合わせて行うとより、骨盤前傾を整えることができるので、お役立てください。
Step1仰向けになって、膝を立てる
Step2足を左右対称にぴったり合わせ、膝の高さも揃える
Step3脚の内側ギュッとしめ、つま先をあげる
※ポイント:お腹を手で軽く押す。
Step4かかとで床を押し、お腹を引っ込める
Step5腰を支点にお尻を1cm上げドローイン
※注意:腰は絶対に床から浮かさないこと。
Step6鼻で息を吸いながら腹式呼吸も忘れずに
ドローインにより内臓下垂の改善が目指せます。
施術してもらっても、すぐに戻る歪みは自分で整えることが重要です。
How to be happy
~産後うつ状態から前向きに育児できるように~
産婦人科医 池川クリニック院長
池川 明 先生
帝京大学医学部卒。大学院修了。医学博士。
1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、胎内記憶を世界に広める活動をしている。
『プラスムーブは縛るのに解放されるし、なぜかハッピーになれちゃう面白い方法です。全身にベルトを巻くってのが面倒臭くて、ネックではあるんですが、そんなのは結果を体感したらむしろやりたいに変わります。自分で答えを引き出せる事が何より良いです。』
Happy Woman @ クレオ大阪子育て館
産婦人科医 池川明先生と代表理事 中田智子のコラボ対談
「子育てが前向きになった。子どもとの接し方が変わった」と喜ばれている安産ベルト™️ですが、喜びが循環する形になっています。安産ベルトを1本ご購入されますと、NPO法人 日本こども支援協会に100円が寄付される仕組みとなっています。寄付金は子どもたちの人生を救うため、里親制度の啓発・支援・虐待防止に活用されます。『ママの幸せは家族の幸せ』日本姿勢予防医学協会は親も子どもも心と体が笑顔になれる社会を創ります。
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