「食べづわりで食べすぎてしまいます。」
食べても満たされないと辛い思いをしていませんか。
食べないと辛いし、どういうことを注意していいのかわからず放置して大変なことになっている先輩ママも多いようです。
意外にも食べづわりに対する研究も少なく悩んでいる方も多いので、こちらを参考にいただけたらと思います。
参考:つわりの症状と栄養摂取および妊娠中体重増加量との関連 人間生活文化研究/2020 巻 (2020) 30 号
妊娠から産褥までの栄養管理 日本静脈経腸栄養学会雑誌/34 巻 (2019)
「肥満や過度な体重増加、血糖コントロール不良が巨大児の発生や周産期合併症のリスクを高める」ことが研究でわかっているからです。
大妻女子大学が行なった2020年最新の研究によると、食べづわりだと妊娠中の体重増加しやすいことが判明!
食べづわりの妊婦さんの体重増加の平均値が11.6kgで指針の上限12kgに対してギリギリ収まる状況です。 決して、神経質になる必要はありませんが注意が必要と言われるのはこのためです。
食べづわりになる原因の一つに低血糖が考えられています。妊娠前と比べて、お腹の赤ちゃんを育てるためにエネルギーが必要になるため、低血糖になりやすいです。
そしてお腹が空くと、ムカムカしたり、吐き気がしたりするので、何か食べていないと落ち着かなくなるのです。
1少量を小分けにして食べる
おにぎり、スープ
2すぐに食べられるものを常備
ゼリーやクッキーなど
3食べ過ぎない
食べすぎても、逆に吐き気がする場合があります。
妊娠中の適正血糖値は空腹時血糖値70~100mg/dL、食後2時間値120mg/dL未満が良いと言われています。
1日どれくらいの配分で食事をとるのか?またいつ食事をとればいいのか?などコントロールすることも重要です。
そのため、食事の1回量を抑えて回数を増やす方法が食べづわりに有効と考えられています。
食べる量を減らさないといけないと言っても、 体重が減少したり、ケトーシス(ケトン体が血中に増加した状態)を起こさない程度に摂取エネルギーの制限を行うことが重要です。
標準体重[身長(m)×身長(m)×22]×30kcal
例えば、150cmなら[1.5(m)×1.5(m)×22]×30kcal
が基本になります。
日本栄養士会によると妊婦さんに必要なエネルギーは妊娠前と比べて「妊娠初期(14週未満)で+50kcal、中期(14週~28週未満)で+250kcal、後期(28週以降)で+450kcalほど多くなります。」食事の参考にして下さいね。
How to be happy
~産後うつ状態から前向きに育児できるように~
産婦人科医 池川クリニック院長
池川 明 先生
帝京大学医学部卒。大学院修了。医学博士。
1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、胎内記憶を世界に広める活動をしている。
『プラスムーブは縛るのに解放されるし、なぜかハッピーになれちゃう面白い方法です。全身にベルトを巻くってのが面倒臭くて、ネックではあるんですが、そんなのは結果を体感したらむしろやりたいに変わります。自分で答えを引き出せる事が何より良いです。』
Happy Woman @ クレオ大阪子育て館
産婦人科医 池川明先生と代表理事 中田智子のコラボ対談
「子育てが前向きになった。子どもとの接し方が変わった」と喜ばれている安産ベルト™️ですが、喜びが循環する形になっています。安産ベルトを1本ご購入されますと、NPO法人 日本こども支援協会に100円が寄付される仕組みとなっています。寄付金は子どもたちの人生を救うため、里親制度の啓発・支援・虐待防止に活用されます。『ママの幸せは家族の幸せ』日本姿勢予防医学協会は親も子どもも心と体が笑顔になれる社会を創ります。
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